3つの要点
先に把握しておきたい論点だけを短くまとめています。忙しいときはここだけでも全体像をつかめます。
誰のどの場面を軽くするか
対象者を広げすぎず、全員に便利なものではなく、特定の人の特定の場面を少し楽にするものとして考えます。
最小機能を一文で説明する
「何をして何が楽になるか」を一文で書き、収まらないなら考える範囲がまだ広すぎるサインだと捉えます。
公開範囲とindex方針を先に決める
検索に出す説明ページと、出す必要のない操作画面を分け、noindexやログイン必須を公開前に決めます。
対象者を広げすぎず、全員に便利なものではなく、特定の人の特定の場面を少し楽にするものとして考えます。
誰のどの場面を軽くするのか
サービスの対象者を広くしすぎると、説明も機能もぼやけます。全員に便利なものではなく、特定の人の特定の場面を少し楽にするものとして考えます。
例えば、作業前のチェックを忘れがちな人、URLの管理で迷う人、定期的な確認を先延ばしにする人など、困っている場面を書きます。対象者の肩書きよりも、いつ何に困るのかを具体化する方が役に立ちます。
最小機能を一文で説明する
最小機能は、機能一覧ではなく一文で説明できる方が強いです。「入力したURLの公開前チェックを保存できる」「毎月確認するアカウント復旧項目を一覧化できる」のように、何をして何が楽になるのかを短く書きます。
一文に収まらない場合、まだ考える範囲が広すぎるかもしれません。ログイン、通知、共有、エクスポート、管理画面などは便利ですが、最初から全部必要とは限りません。
判断に迷ったら、その機能がなくても最初の一文が成り立つかを試します。「入力したURLの公開前チェックを保存できる」だけなら、ログインも共有も後回しにでき、まず本当に使えるかを確かめられます。足すのはいつでもできますが、抱え込んだ約束を減らすのは後からでは難しくなります。
今日からできること
- 対象者を「いつ、何に困るか」で具体化する(肩書きより場面)
- 最小機能を「何をして何が楽になるか」の一文で書く
- 各画面をindex・noindex・ログイン必須のどれにするか仕分ける
- 閉じ方(データ削除・告知期間・エクスポート・問い合わせ先)を先に決めておく
公開範囲とindex方針を先に決める
サービスには、検索に出したい説明ページと、検索に出す必要がない操作画面があります。公開前に、どのページをindex対象にし、どのページをnoindexにし、どのページをログイン必須にするか決めます。
この整理を後回しにすると、薄い操作ページや空の一覧が検索対象に入ることがあります。サイト全体の品質を守るためにも、公開範囲は設計の一部として扱います。
作る前に書き出す設計メモ
長い企画書は要りません。迷ったときに立ち返れる短いメモとして、次の項目を先に埋めます。
| 項目 | 書くこと |
|---|---|
| 対象者 | いつ、何に困っている人か |
| 最小機能 | 何をして何が楽になるか(一文で) |
| 公開範囲 | index・noindex・ログイン必須のどれか |
| 閉じ方 | データ削除・告知期間・問い合わせ先 |
閉じ方も小さく決めておく
小さなサービスでも、閉じ方を考えておくことは大切です。利用者データの削除、告知期間、エクスポート、問い合わせ先、URLの扱いを決めておくと、続けられなくなったときも雑に終わらせずに済みます。
作る前に閉じ方を考えるのは後ろ向きではありません。長く続けるために、無理な約束を増やしすぎないための現実的な設計です。